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空想科学世界

猫・特撮・感想・料理。長年ヲタクと腐女子を患っています。
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*2012.07.23 (Mon)... 少女漫画も読んじゃうよ!
★残業手当あったかい!★
青目黒 著

~あらすじ~
いつの間にか毎日残業するようになってしまった真理。別部署の田辺さんに淡い恋心を抱きつつ、彼氏なんて夢のまた夢とその日も残業。
すると帰りのエレベーターを偶然田辺さんと乗り合わせる。しかも故障でエレベーターがストップ。
パニックになった真理は無意識に田辺さんに抱きつくが、何故かそのまま田辺さんとえっちしちゃって!?

TLです。
少女漫画の男の子って大体何考えてるかさっぱり分からないキャラばっかりですが、田辺さんはもうマジ何考えてるか分からん。
最後まで読めば田辺さんのキャラも分かるけど。

残業も一生懸命やる真理に実は惚れていて、今日こそご飯に誘うぞ!って待ち伏せてエレベーター乗り合わせたら故障停止。
惚れた女が抱きついてきて理性が切れてやっちゃいました。順番めちゃくちゃだけど付き合ってください。
初手からアレだったので「身体だけが目当てじゃないよ月間」と称して1ヶ月接触を避け、それが終了した途端自宅に連れ込んで玄関で事に及び、気を取り直して食事の支度済ませたけどまたウッカリ真理ちゃん押し倒して朝までコース。

オイ、飯はwwww

どうしてかな、この話の流れがBLだったらラブラブ熱々ごちそうさま☆で終われるのに、男女になった途端に読後感がよろしくなくなる。
「この男、恋人としてはアリだけど結婚は無いな」ってどうしても思っちゃう。
やっぱりホモが一番だな。

★東京ラストチカ★
みよしふるまち 著

 

~あらすじ~
明治43年、春。母を亡くし、幼い弟と2人だけになってしまった津村花は、子爵の有馬家に女中奉公に出ることになる。
若く優しい当主・光亨(みつゆき)に花は身分の違いを感じつつ、徐々に光亨の内に抱えるものを理解するうち淡い想いを抱くようになる。
光亨も、素直で思ったことはハッキリ言い、時には自分を叱る花に興味を抱き、やがて恋心へと変化。
ところが、花が病に倒れてしまい・・・!?

身分違いの恋ってやつですね。
劇中の時間にしておよそ1年ほどのお話ですが、無理もなくすんなり二人がお互いのどこに惹かれたかが分かるので微笑ましかったです。
ラストは花が結核になって死んでしまうんですが、最近すぐに股開く漫画が多すぎるせいか、愛を確かめる=セックスではない、明治時代の倫理観で描かれているのが儚くて逆にキュンとしちゃう。

★二の姫の物語★
和泉 かねよし 著

 

~あらすじ~
黄国には3人の姫が居る。才気あふれる一の姫、愛嬌たっぷりで誰からも愛される三の姫。どんくさくてトロい二の姫は家臣からも見下されていた。
ある日、二の姫付きになった青推(せいすい)はあまりにも情けない姫の愚鈍ぶりにブチ切れ、あらゆる事を姫に叩き込む。
愚図だが教えればきちんと吸収する姫と青推は、いつしか身分の差を越えた絆で結ばれていく。
突如戦が始まり、絶体絶命のピンチを二の姫の機転と勇気で形勢逆転し、黄国に勝利をもたらす。
二の姫を女王にすべきだという風潮の中、青推は国を去る決意をする。それを知った二の姫は!?

左はコミックス、右は小説版です。

いわゆるウサギと亀みたいな話。
ダメな奴だと見下していた人が、いつの間にか気がついたらすごい人になっちゃってたーみたいな。
サクッとネタばれますが、お約束通り、姫は国より愛を取っちゃうって話です。
あと読みきりが2つ入ってたかな。レースクイーンの話怖かった。女の世界怖い。

★女王の花★
和泉 かねよし 著

  

~あらすじ~
古代の国・亜の女王は、女王の花と呼ばれる伝説の花を自分の墓に供えてほしいと願っていたという。その花は1000年に1度だけ咲き、どんな望みも叶える力があるという。女王の望みとは何だったのか……。(wikiより転載)

「二の姫の物語」から100年後という設定。特に読んでなくても話は分かるので大丈夫。
古代中国っぽい架空の国を舞台とした歴史ロマン。
十二国記が好きな人ならこの世界観はときめくと思う。

亜=辺境の国だが異国との貿易が盛んでお金持ちの国。
土=強国。一番広い国土を持つ。
黄=小国。だが美人が多く、人々も賢い。
曹=軍事力に長ける国。
この4つの国がそれぞれ小競り合いはあるものの、冷戦状態にあるという背景が下地。

亜国王の正妃として黄姫が輿入れ。黄妃となる。第一子、亜姫(あき)誕生。

土国から第2妃・土妃が輿入れ。後に王子出産。

亜王は王子が生まれてから黄妃と亜姫に興味をなくす。
土妃は黄妃に嫉妬し、亜姫共々冷遇。

黄妃は増々病弱になる。亜姫は金髪碧眼の胡人(異国人)の奴隷・薄星(はくせい)と出会う。
瞳が天の色だと褒めると、薄星は亜姫に忠誠を誓い、以後亜姫に仕える。
城内では学問もさせてもらえず、城下の商人・青徹(せいてつ)に学問、兵法の全てを薄星と共に習う。

土国の使節団が来た時に、亜姫の聡明さが評判となる。
しかし亜王は、逆に土国の反感を買う様なマネをしたとして、亜姫を黄国へ人質に出す事にする。

直後、土妃の差し金により黄妃は毒を盛られて死去。
亜国への復讐を胸に誓い、母の祖国である黄国へ行く亜姫と薄星。

まあそこからが本編って感じかな。
亜姫は亜国に正々堂々と戻って土妃に復讐がしたいんだけど、黄王にも若干疎まれ、黄国にまで刺客を差し向けられたり、亜姫を愛し過ぎるあまり手を 出しかけてちょっとギクシャクする薄星だったり、青徹は実は亜姫の母親を密かに愛していただとか、曹の王子が亜姫に求婚したりとか、まあ色々な事がありつ つ亜姫と薄星の絆は徐々に深まっていく。

亜王の本心は、土妃の産んだ王子は馬鹿で愚鈍すぎて王位を継がせられないと考え、聡明な亜姫を有能な女王に成長させるためにあえて人質の名目で土妃の手の届かないところへ逃がしたという。
薄々自分の息子が亜王位を継げないと勘付いた土妃が亜国で反乱を起こしたところで5巻が終了。以下続刊。

いや~、ロマンあふれるね!!
アタシこういうの大好きよ!

印象に残った台詞がいくつかあるんですが、特に「ずっとなんてせいぜい数十年」って台詞かな。
何だか歴史の大きな流れのほんの一つで、些細なことなんだろうなって言うか、自分の平凡な暮らしもまんざらではなくなるような。
アタシにとってはすとんと腑に落ちた台詞でした。

  

6巻は来月発売みたい!楽しみ~(^^)

何か、NHKのBSとかでアニメ化しても良いんじゃないかと思うwww

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