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空想科学世界

猫・特撮・感想・料理。長年ヲタクと腐女子を患っています。
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*2009.05.02 (Sat)... 目撃情報
春になって、あったかくなった頃からチラホラと「キジトラの猫を見たよ」という通報を頂くようになりました。

「キジトラの猫が居ますよ」
「黄色い首輪ですか?」
「うんうん、黄色かった!鈴がついててね」

「それ、8丁目のトラちゃんです」

・・・8丁目にトラちゃんという名前の、ゴマちゃんによく似た(と言ってもアタシの目には全然違う猫に見えます。しましまの位置が違うし、尻尾の先の黒の部分はもう1センチ短いし、歯も折れてないし耳の切れ目もないし!<ゴマちゃん限定の変態です)キジトラのオス猫がいるんですが、この春から彼の首輪がリニューアルされ、黄色くなったんです。

いままで水色やったやんけ!!!

なんでわざわざ黄色!!?

見かけたよと言う通報があるたびにぬか喜び。
それでもアタシはゴマちゃんにまた会いたいのです。

ゴマちゃんもう春だよ、山ダニつけてるんじゃないの?痒くないの?血、吸われてるでしょ?
この春で5歳のゴマちゃん。アタシの記憶のゴマちゃんは4歳のまま。

ゴマちゃんさぁ、実はどっかの王子様とかで、悪い魔女に猫の姿にされる魔法かけられてたんじゃねーの?
それから5年後のとある満月の夜までに、自分を愛してくれる人が現れていたら魔法が解けるとか、そんな感じなんじゃねーの?
その魔法を解くには、半年くらい姿を隠して山の仲で修行を積まないといけないとか、そうなんじゃねぇの!?

ちょ、だったらアタシ超ゴマちゃん愛しとるやん!魔法とけるって!
<妄想ですよ、落ち着いて。
いつアタシを迎えに来るんだよ、擬人化ゴマちゃんはさぁ・・・。

誰かアタシの為に擬人化ゴマちゃんが超カッコイイ小説か、イラスト描いてよ~。
アタシの絵じゃ所詮可愛い系にしかならないんだよぉ~。。。

やっぱりアタシはまだまだゴマちゃんに会いたい!!!!

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*2008.12.01 (Mon)... 新聞の効果
土曜日の新聞に広告を出しました。
1件電話があり、見せてもらいに行くと、違う猫でした。
キジトラだけど、ゴマちゃんより小さく、恐らく生まれて1年かそこらくらい。
何より瞳の色が違いました。

そろそろ1ヶ月が経過します。

ムギちゃんの首輪にはアレから何も妙なことは起きていませんが、犬に妙なことが。

ユースケのおもちゃんとして、ロープで作ったひも付きボールがあるんですが、それが何故か子犬の寝床に移動していたんです。
祖母もやってない、私もやってない。
ユースケの寝床から子犬のとこまで、物理的にひとりでに勝手に移動できる距離でも形状でもありません。

誰も居ない時間を狙って誰か勝手にやったんじゃないかと疑ってしまうんですよね。

何かもう、いろんなことが起こりすぎて神経過敏になってるのかな。
あー・・・。




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*2008.11.21 (Fri)... えまーじぇんしー!!
ムギちゃん(アビシニアン)に被害(?)が!!!

ムギちゃんも出入り自由なんですが、とても怖がりで、知らない人に近寄らないし、懐かないし、あまり遠出もしない子なんです。

昨日社用で、正午から4時間ほど出かけていたのですが、 その間にムギちゃんの首輪にヒモがついていたのです。

ヒモというか、畳のヘリなんですが、長さ1メートル30センチくらいのそれが、

明 ら か に 人 の 手 に よ っ て

首輪にくくりつけられていたのです。

好意的な見方をすれば、誰かがどこかに連れ去られないようにと、ヒモで我が家につないでくれたのかとも思えますが、もしそうでないなら、どこの誰がやったか分からないのでとても不安だし怖いです。

それでなくともゴマちゃんが居なくなり、目撃情報の1つすらないこの状態なので、誰かが連れ去ろうとしたのかとか、色んな事を想像して落ち着きません。

いつ誰が何の目的でムギちゃんにこんなことを!?

もしかしたら、そいつがゴマちゃんも・・・!?

警察に通報したらいいのかな。

ちなみにアタシがムギちゃんを発見した時、ムギちゃんは首輪にヒモつけてそれを引きずって、アタシのとこまで歩いてきました。

でも、子供のいたずらかもしれないしなぁ・・・。
迷子札きちんと作ってつけないとイカンかな。どこで発注しよう。

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*2008.11.19 (Wed)... 山に入った
櫻ちゃんに手伝ってもらって、山に入ってみた。
ゴマちゃんはいなかった。

山を登ったり下りたりしながらも、所詮は腐女子。
萌え話しかしない。
ただれた脳内を口に乗せると、途端に山からお叱りを頂く。

「いや~、こう山道を二人して登ってると、『牛泥棒』の逃避行シーンをを連想するなあ」
パシッ!(木の枝で頬を叩かれる)

「逃避行と言えばやっぱりお殿様とか若様とか小姓とか、色々妄想しちゃうねえ」
びたんっ!(くもの巣が頭にかかる)

「そうそう、こないだ聞いたBLCDのねぎゃあっ!」
(葉っぱに滑ってしりもちつく)

・・・ちょっとでも腐で負な発言をしたら容赦なく山に叱られる道中。
ちょっと楽そうな道を選んで歩けば全然違う方向へ導かれてしまうしな。

「腐女子なんて茨道歩いてんだから、山道くらい楽なとこ歩かせてよ!」
と言ったら、速攻枝が足に刺さりかけました。

ホントにお山は容赦がねえ。

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*2008.11.17 (Mon)... あああああああああああああああああああああ
今日祖母からとんでもない話を聞きました。

ゴマちゃんがどうやらナワバリにしていたと思われる山の頂上付近に、旧日本軍が作ったという、大砲を設置するための大穴が開いているそうです。
深さおよそ3メートル。直径5~6メートル。

そこには昔から、犬だうさぎだ鹿だと、動物が落ちて死んでいった場所だそうで、20年位前に、近所の犬がいなくなったときも先ず探しに行ってみた所だそうです。

「ゴマちゃんそこに落ちてるかも」


ヒイイイイイイイイイイイイイイ!!

その穴は埋めることも無く、周囲の木も伐採している上に植林も行っていないので、経年によって穴が埋まる可能性は低いとの事。

既に失踪から2週間が経過しているので、今日明日がギリギリだと思うのです。
仕事で明るいうちに動けないので、早急にペット探偵をお願いしてみようかと思っているのですが、広島の山の中まで捜索してくださるものでしょうか。

どうにか無理矢理行こうと思えば行けなくも無いのですが、昔有った獣道も分からなくなっているようで、怖いといえば怖いのです。
どうしたらいいのでしょうか。

不安。不安。不安。

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