空想科学世界
猫・特撮・感想・料理。長年ヲタクと腐女子を患っています。
*2024.12.22 (Sun)... [PR]
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*2009.08.12 (Wed)... 少年人形
★少年人形★
崎谷はるひ・著
~あらすじ~
高校3年生の由宇は、幼い頃に母を亡くし、病弱だったせいもあって、極端に人見知りで自分に全く自信のない性格。
父の再婚相手の弟・瀬名匠にだけ心を許し、甘えてきたが、由宇は自分の中の「匠を好きだ」という感情に気づいてしまう。
自分に自信のない由宇は、「男の子のままじゃ匠さんの隣にいられない」と思い詰め、とうとう匠にこんなお願いをしてしまう。
「ねぇ、おにいちゃん。僕、おんなのこになりたい」
すみませーん!この人ヤバイでーーーす!
このお兄ちゃんド変態です。
まず小学校に上がるか上がらないかくらいの、初対面の由宇に対して芽生えた独占欲が怖すぎる。
歯の矯正具が痛くてサイコロステーキが食べられなくて、泣きそうになってる由宇に噛み砕いた肉を口移しで与えるってド変態でなくて何なの。
以前感想書いた、「勘弁してくれ」という作品の受の上司として瀬名が出ているのですが、その時の表の顔ってホントに普通だったのに、プライベートでは義理の甥にずーっと、ずーっと、いっそ病的なまでに執着してるってどんだけこわいのこの人。
よくある「言葉が足りなくて誤解してすれ違い」という話なんですが、誤解までは良いんですが、誤解してからがおかしい。
やり方が普通じゃない。まあ、結局ラブラブ(?)なんですけどね。
由宇は、匠が好きだけど、匠の側にはカワイイ女の子が似合うと思ってるから、自分がそうなればちょっと位は好きって思ってくれるかもという思考回路で「おんなのこになりたい」って言って。
それを受けて、「たとえ1週間でも自分のものに出来るなら」と女の子になることを引き受けた匠と。でも結局嫉妬心煽られまくってキレてしまうわけだが。
二人は恋愛関係なんだけど、底辺に支配と服従があるからか、のんきに「ラブラブでよかったね」って思えないような・・・。
あと、いつにも増してエロシーンが濃かった。
濃さが気持ち悪いくらいで、どうしようかと。
崎谷作品のばかっ子受けってエッチになると淫語連発で本当に頭悪そうだけど気持ちよさそうなんですが、このカップルに限っては頭の良し悪しではなく、完全に匠に支配されている由宇なので、匠が「言いなさい」と言ったことは何でも言うし、なんでもしちゃう。
アタシこの本1冊で3年分の「お●んちん」って単語を読んだ気がします。
崎谷作品のカップルって、大体「ずっと二人きりでいる」というシチュエーションの中に置かれて話が展開することが多いように思うんです。
でも、外との関わりを絶対に断とうとはしない感じがして、束縛したいけどしちゃいけないって解ってるから嫉妬もするし葛藤もあるし・・・っていう感情の揺れが面白いなと思うんですが、この二人は違う。
完全に二人っきりで輪が閉じちゃってる。
由宇の性格からいって、それはそれで悦びなんだろうけども、これから大人になって仕事していく上でやって行けるのかなって思います。
人見知り激しいから、人と会わなくて良いようなデスクワークで淡々と仕事するように仕向けていくのかなぁ・・・匠が。
この本は、「勘弁してくれ」と一緒に読むと更に楽しい気がします。
人間の表と裏の顔という意味で。
色々体力使うと思うわ、この本(笑)
崎谷はるひ・著
~あらすじ~
高校3年生の由宇は、幼い頃に母を亡くし、病弱だったせいもあって、極端に人見知りで自分に全く自信のない性格。
父の再婚相手の弟・瀬名匠にだけ心を許し、甘えてきたが、由宇は自分の中の「匠を好きだ」という感情に気づいてしまう。
自分に自信のない由宇は、「男の子のままじゃ匠さんの隣にいられない」と思い詰め、とうとう匠にこんなお願いをしてしまう。
「ねぇ、おにいちゃん。僕、おんなのこになりたい」
すみませーん!この人ヤバイでーーーす!
このお兄ちゃんド変態です。
まず小学校に上がるか上がらないかくらいの、初対面の由宇に対して芽生えた独占欲が怖すぎる。
歯の矯正具が痛くてサイコロステーキが食べられなくて、泣きそうになってる由宇に噛み砕いた肉を口移しで与えるってド変態でなくて何なの。
以前感想書いた、「勘弁してくれ」という作品の受の上司として瀬名が出ているのですが、その時の表の顔ってホントに普通だったのに、プライベートでは義理の甥にずーっと、ずーっと、いっそ病的なまでに執着してるってどんだけこわいのこの人。
よくある「言葉が足りなくて誤解してすれ違い」という話なんですが、誤解までは良いんですが、誤解してからがおかしい。
やり方が普通じゃない。まあ、結局ラブラブ(?)なんですけどね。
由宇は、匠が好きだけど、匠の側にはカワイイ女の子が似合うと思ってるから、自分がそうなればちょっと位は好きって思ってくれるかもという思考回路で「おんなのこになりたい」って言って。
それを受けて、「たとえ1週間でも自分のものに出来るなら」と女の子になることを引き受けた匠と。でも結局嫉妬心煽られまくってキレてしまうわけだが。
二人は恋愛関係なんだけど、底辺に支配と服従があるからか、のんきに「ラブラブでよかったね」って思えないような・・・。
あと、いつにも増してエロシーンが濃かった。
濃さが気持ち悪いくらいで、どうしようかと。
崎谷作品のばかっ子受けってエッチになると淫語連発で本当に頭悪そうだけど気持ちよさそうなんですが、このカップルに限っては頭の良し悪しではなく、完全に匠に支配されている由宇なので、匠が「言いなさい」と言ったことは何でも言うし、なんでもしちゃう。
アタシこの本1冊で3年分の「お●んちん」って単語を読んだ気がします。
崎谷作品のカップルって、大体「ずっと二人きりでいる」というシチュエーションの中に置かれて話が展開することが多いように思うんです。
でも、外との関わりを絶対に断とうとはしない感じがして、束縛したいけどしちゃいけないって解ってるから嫉妬もするし葛藤もあるし・・・っていう感情の揺れが面白いなと思うんですが、この二人は違う。
完全に二人っきりで輪が閉じちゃってる。
由宇の性格からいって、それはそれで悦びなんだろうけども、これから大人になって仕事していく上でやって行けるのかなって思います。
人見知り激しいから、人と会わなくて良いようなデスクワークで淡々と仕事するように仕向けていくのかなぁ・・・匠が。
この本は、「勘弁してくれ」と一緒に読むと更に楽しい気がします。
人間の表と裏の顔という意味で。
色々体力使うと思うわ、この本(笑)
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