空想科学世界
猫・特撮・感想・料理。長年ヲタクと腐女子を患っています。
*2024.11.28 (Thu)... [PR]
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*2009.12.28 (Mon)... 不埒なスペクトル
★不埒なスペクトル★
不埒なスペクトル 崎谷はるひ 著
~あらすじ~
銀行の派閥人事に負けて閑職に追いやられた真野直隆は、やさぐれて行った居酒屋で、年の離れた弟に電話口で八つ当たりをしてしまう。
しこたま酔っ払っていた直隆を、たまたま店内にいた「マキ」と名乗る男に親切にされ、気が緩んだ直隆は言われるままにタクシーに乗せられ、ふと気がついたらホテルのベッドに縛り付けられて咥えられていた。
どうやら弟に言った八つ当たりの一言が、マキこと、名執真幸の逆鱗に触れてこの仕打ちを受けたようだった。
生来の生真面目で頭が固くて融通の利かない思考回路の所為もあって、ずるずるセフレになってしまった事を何となく受け入れつつも、何故そうなってしまって自分は腹も立たないのか理解が出来ない直隆。
そんなある日、滅多にわがままを言わないマキが一言「あいたい」というメールを寄越して来た。会いに行くと大荒れに荒れている様子で、彼に対して自分は何をしてあげられるのかと、ようやく悩み始めるが・・・!?
楽しかった!!!
笑った!!!
このお話は、不埒なモンタージュという作品のスピンオフ。 感想はこちら→★
不埒なモンタージュでは主人公・未直の兄として、完全に悪役で出てきた脇キャラ・直隆が、今度は攻めになって登場。
スピンオフが書かれた経緯も、直隆役だった杉田氏が「この傍迷惑な兄ちゃんは弟のしていた事を知りたくて2丁目辺りで酷い目に遭えばいい」とか言っていたのがきっかけだとかwww
杉田もう黙れwwww
直隆は、中途半端にエリートで、プライド高いし、レールから外れる人生なんか想定してなかったし、頑固で融通きかなくてお世辞も言いやしないし、仕事は出来るけど円滑な人間関係がさっぱり築けない人間。
人の感情を察することに関してのみ突出して不器用で、弟に性癖を告白され、知識がないから対応を誤り、それでざっくり弟を傷つけ、あわてて専門家のところに連れて行こうとしたら余計に傷つけ、好きな男を見つけて家出同然で出て行った弟を連れ戻そうと、通帳渡して「帰ってこなくていいぞ」と、弟が高校3年生であることを失念し、小学生の子供に対してのみ有効な脅しをかけたら決定的に傷つけてしまったという経緯がある。
とにかくやることなす事全て、思考回路が斜め上過ぎて周囲にいらない誤解を与えてしまう傍迷惑ぶり。
そんな直隆が居酒屋で言った一言にキレてホテルに連れ込んで、男とセックスしたという事実をいきなり味あわせて傷つけてやろうとしたマキだったが、後日直隆が言った
「この年になってあんなに酔って、とんだ失態を犯したことは、大人として恥だが・・・」
という反応に 「恥ずかしいのそこ!?」 と毒気を抜かれる有様。
直隆の固い思考回路と斜め上の結論に振り回されてるのがありありと分かって、なんだか途中からマキが不憫でたまらなくなってきました。
結局マキは「ビッチなのに純情けなげ」という崎谷作品によく登場するタイプの受け。
でも、過去の色々なトラウマの所為で卑屈でひねくれた性格してるので、思考回路の特殊な直隆とは今後も色々面倒なことありそうだけど、直隆がマキを天然でこれでもかと甘やかす上に、素で殺し文句ばっかり吐くので、マキの卑屈っぷりも、そのうち薄まってくると思われます。
いやあもう、モンタージュのときは「この兄アホか!!!」と半ギレになりながら読んだものですが、兄の思考回路と視点になってみると、ただの面白い人になっていました。
この本の続編に当たるSSを、作者本人のHPで配信中。
興味のある方は請求してみたらいいと思います。このSSも天然甘かった・・・。兄ちゃんすごいキャラやなあ。
これ1冊からでも読めるけど、是非不埒なモンタージュから読むことをオススメします。
ドラマCDも出来れば聞いてみて!スピンオフの出来た原因たる杉田さんのコメントが聞けます(笑)
妄想キャスティング!
直隆は杉田さんで決定してるし、他のキャラも前作で声決定してるからいいとして、マキだよなぁ。
卑屈でビッチで純情けなげの30歳。
全然思い浮かばん。
崎谷作品常連の人が出てもよかろうし、新たなキャスティングもありかと思うが、絶対高音受けだけはない!!
低音とまでは行かなくても、中低音で盛大に喘いでくれれば崎谷作品の受け声としてはバッチリだと思う。
不埒なスペクトル 崎谷はるひ 著
~あらすじ~
銀行の派閥人事に負けて閑職に追いやられた真野直隆は、やさぐれて行った居酒屋で、年の離れた弟に電話口で八つ当たりをしてしまう。
しこたま酔っ払っていた直隆を、たまたま店内にいた「マキ」と名乗る男に親切にされ、気が緩んだ直隆は言われるままにタクシーに乗せられ、ふと気がついたらホテルのベッドに縛り付けられて咥えられていた。
どうやら弟に言った八つ当たりの一言が、マキこと、名執真幸の逆鱗に触れてこの仕打ちを受けたようだった。
生来の生真面目で頭が固くて融通の利かない思考回路の所為もあって、ずるずるセフレになってしまった事を何となく受け入れつつも、何故そうなってしまって自分は腹も立たないのか理解が出来ない直隆。
そんなある日、滅多にわがままを言わないマキが一言「あいたい」というメールを寄越して来た。会いに行くと大荒れに荒れている様子で、彼に対して自分は何をしてあげられるのかと、ようやく悩み始めるが・・・!?
楽しかった!!!
笑った!!!
このお話は、不埒なモンタージュという作品のスピンオフ。 感想はこちら→★
不埒なモンタージュでは主人公・未直の兄として、完全に悪役で出てきた脇キャラ・直隆が、今度は攻めになって登場。
スピンオフが書かれた経緯も、直隆役だった杉田氏が「この傍迷惑な兄ちゃんは弟のしていた事を知りたくて2丁目辺りで酷い目に遭えばいい」とか言っていたのがきっかけだとかwww
杉田もう黙れwwww
直隆は、中途半端にエリートで、プライド高いし、レールから外れる人生なんか想定してなかったし、頑固で融通きかなくてお世辞も言いやしないし、仕事は出来るけど円滑な人間関係がさっぱり築けない人間。
人の感情を察することに関してのみ突出して不器用で、弟に性癖を告白され、知識がないから対応を誤り、それでざっくり弟を傷つけ、あわてて専門家のところに連れて行こうとしたら余計に傷つけ、好きな男を見つけて家出同然で出て行った弟を連れ戻そうと、通帳渡して「帰ってこなくていいぞ」と、弟が高校3年生であることを失念し、小学生の子供に対してのみ有効な脅しをかけたら決定的に傷つけてしまったという経緯がある。
とにかくやることなす事全て、思考回路が斜め上過ぎて周囲にいらない誤解を与えてしまう傍迷惑ぶり。
そんな直隆が居酒屋で言った一言にキレてホテルに連れ込んで、男とセックスしたという事実をいきなり味あわせて傷つけてやろうとしたマキだったが、後日直隆が言った
「この年になってあんなに酔って、とんだ失態を犯したことは、大人として恥だが・・・」
という反応に 「恥ずかしいのそこ!?」 と毒気を抜かれる有様。
直隆の固い思考回路と斜め上の結論に振り回されてるのがありありと分かって、なんだか途中からマキが不憫でたまらなくなってきました。
結局マキは「ビッチなのに純情けなげ」という崎谷作品によく登場するタイプの受け。
でも、過去の色々なトラウマの所為で卑屈でひねくれた性格してるので、思考回路の特殊な直隆とは今後も色々面倒なことありそうだけど、直隆がマキを天然でこれでもかと甘やかす上に、素で殺し文句ばっかり吐くので、マキの卑屈っぷりも、そのうち薄まってくると思われます。
いやあもう、モンタージュのときは「この兄アホか!!!」と半ギレになりながら読んだものですが、兄の思考回路と視点になってみると、ただの面白い人になっていました。
この本の続編に当たるSSを、作者本人のHPで配信中。
興味のある方は請求してみたらいいと思います。このSSも天然甘かった・・・。兄ちゃんすごいキャラやなあ。
これ1冊からでも読めるけど、是非不埒なモンタージュから読むことをオススメします。
ドラマCDも出来れば聞いてみて!スピンオフの出来た原因たる杉田さんのコメントが聞けます(笑)
妄想キャスティング!
直隆は杉田さんで決定してるし、他のキャラも前作で声決定してるからいいとして、マキだよなぁ。
卑屈でビッチで純情けなげの30歳。
全然思い浮かばん。
崎谷作品常連の人が出てもよかろうし、新たなキャスティングもありかと思うが、絶対高音受けだけはない!!
低音とまでは行かなくても、中低音で盛大に喘いでくれれば崎谷作品の受け声としてはバッチリだと思う。
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