*2012.07.26 (Thu)... 伝・統・工・芸

先週末、着物の展示会へ。
送迎バスに揺られて産業会館到着。

そこでまずはオカマのトークショーwww
梶浦梶子ママという、嫁も子供もいるオカマってことでTVで特集組まれたこともある方。
連休中3日間の展示会だったのですが、梶子ママは京都の自分のお店の営業が終わってから新幹線でわざわざ広島に3日間通勤するという・・・。
ヒイイ！

お話の内容は、警察に腐乱死体の身元確認に来てくださいと言われ「嫌だ！つか、何でオカマにそんな事依頼するんだ」と聞き返したら、体は腐ってたけど胸のシリコンは腐ってなかったからって返されたそう。
「豊胸手術した女性かもしれないやんけ！」とそれは断ったとか。
他にも完全に男性の体で女装してた遺体だからという理由で「このご遺体は顔見知りじゃありませんか？」と呼ばれたりするという。蛇の道は蛇。
性転換手術するのに約800万かかるそうで、女性は800万持って生まれてきたも同然。その浮いた800万で買い物してくださいってトークショーを締めていました。

で、私をこの展示会に引っ張ってきた着物屋の営業の方が「こっちおいで」って誘導してってくれた所に噂のイケメン着物デザイナー。
なんでも、元関西ジュニアに所属していた小川さんという方で、ジャニーズやめて京都で着物デザイナーに転身。何か漫画の設定みたいなプロフィールだなwww
自身のブランド和風音（おふおん）を立ち上げて、広島への展示会は今回が初という。
「わしとそっくりじゃろ？」って営業さんが聞くからとりあえず「ああ、ビフォー、アフターって感じですね」って生暖かく微笑んでおいた。
肝心の着物は、若い子が好みそうなバラの地模様の入った生地に、手書き友禅で蝶が描いてあったり、リバーシブルで使える軽くて柔らかい袋帯とかだったりした。
全体的に渋めの色を使ってたかなあ。

ロシアのサンクトペテルブルクにあるエカテリーナ宮殿の琥珀の間を約30年の月日と6トンの琥珀を使って修復した第一人者というニコライ・ペトロフ氏が来日してらっしゃいました。

琥珀に精緻な彫刻を施してアクセにしたりインテリアにしたりと、とにかく細かい職人技でとても綺麗な作品を作る方。
ほんとに綺麗で結構大はしゃぎで見ていたらペトロフ氏がサイン描いてくれた。
「スパシーバ（ありがとう）」って言っといた。（知ってるロシア語はこれだけ）

あとは昔の伊勢型紙をそのまま展示してある、衝立の代わりみたいのがあってそれをしげしげと眺めて悦に入ったり、最近の振袖の派手な模様と柄と帯締めに若干クラッとしつつ。

眼の保養でした。