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空想科学世界

猫・特撮・感想・料理。長年ヲタクと腐女子を患っています。
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*2012.08.07 (Tue)... おおかみこどもの雨と雪
★おおかみこどもの雨と雪★



~あらすじ~
大学生の花は、学内で何だかミステリアスな男性と出会って恋をする。ある日彼は「実は狼男なんだ」と告白。それでも花は彼を受け入れてめでたく結ばれる。
雪の日に長女の雪。翌年の雨の日に長男の雨を出産。まもなく彼が狼の姿で死んでいるところを自治体のゴミ回収車が持っていく所を目撃する花。
泣いてる暇もないまま二人の子供の子育てが始まるが、おおかみおとこの子供を病院に連れて行くことも出来ず、子供は人前で変身の制御が出来ないから人の輪に入る事も出来ず徐々に孤立。
都会では無理だと判断した花は、山奥の村へ引っ越す。
大自然の中で兄弟はすくすく成長していく・・・。そして。



冒頭の流れは上記のような感じ。

ターゲットは子育て真っ最中のお母さんかな?

命を産み育てている人はもちろん、過去にそういった経験のある人、これからそうしたいと思っている人、母親に愛されて育ち、今でも母親が大好きな人は例外なく号泣するんだろうなと思いました。

「おおかみおとこに恋をして受け入れる」って言うのが良くわかんない人は「彼に借金があったけどそれでも結婚した」とでも解釈すればいいかなー?と思ったり。

以下、箇条書き。

・90歳のおじいちゃん(CV:菅原文太さん)は花ちゃんがかわいかったんだろうなぁ。なんつーか、90歳になっても男の人は気に入った子に意地悪言ってしまうものなのかしら?

・おおかみおとこの服くらい買ってあげなよ花・・・。作中ずっとシャツの首がダルダルで縫い目からほつれかけてたとかどんだけだよwww

・そうそう、おおかみこども見て大沢氏の声で仁先生が脳裏に浮かんだり、おおかみおとこ姿でウルフルンさんが脳裏をよぎったりいろいろ大変だった。大沢声で「ウルッフフフ」を聞いたような錯覚にさえ陥った。高性能すぎるフィルターも困りものである。

・大雨が拒絶、森が子供の心、必死で探すのは子離れできない母親の行動そのもの、途中で出くわす熊は子供が関わる悪い友達や、親がどうしても干渉 できない部分の象徴。結局親が傷ついて疲れ果ててしまうと子供の方から別れを告げに来る。でもそれを「親の気持ちを分かってくれた」と勘違いしてしまう人 が殆どなんじゃないかなあって、なんとなく思った。

・最後の花と雨のシーンは、男の子はいずれ母親じゃない人が一番になるから子離れは潔くして、見守るだけで干渉しないでねっていうメッセージを受信。

・「大丈夫してぇ」って甘える幼児の頃の雨のシーンがちょっと重なった。親は安心させるための「大丈夫」から信頼してるという意味での「大丈夫」に変えていかないといけないのかなって。手を離さない覚悟と手を離す勇気のお話かなあって思った。

・雪の日に雨が変わって、雨の日に雨が巣立って、雪も秘密を共有する親友を得たとか、対比が色々うまいなぁ。(名前のせいで天気の話と絡めると何が何だかだな)

・10歳から12歳くらいで子供は自分の進むべき方向ってのが大抵決まると思う。それを見抜けずに親の理想を持ち込んでくるから思春期の子供に親が嫌われるんだと思うわ。

・エンディングの「おかあさんの唄」は涙腺崩壊ポイントじゃねぇかなwwwあの歌詞の内容はずるいと思うぜwwww



まだまだ色々書きたいけどこの辺にしとくわ。
劇場のあちこちで鼻をすする音が聞こえてたなぁ。前の席の女の子なんか結構なボロ泣きだった。

親子モノ、動物モノに弱い人は覚悟決めてハンカチ必須で見るといいと思います。
ちなみにアタシは目頭が熱くなることもなく、結構冷静に見ました。
アタシの涙腺崩壊ポイントはそこじゃないので。

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