空想科学世界
猫・特撮・感想・料理。長年ヲタクと腐女子を患っています。
*2025.01.16 (Thu)... [PR]
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*2009.09.08 (Tue)... 年下の彼氏
★年下の彼氏★
年下の彼氏 菱沢九月・著
~あらすじ~
塾講師の石田楓は、バイトで英語を教えている二十歳の大学生・鴻島涼平に片思いをしている。
鴻島が語学留学でカナダに行ってから1年間、メールのやり取りをするうち更に思いは募ってしまっていた。
鴻島が帰国したその日、「家族以外で一番最初に会いたかった」と石田の自宅を訪ね、そのまま宿泊。
石田は帰国してくれて嬉しい反面、この想いをどう隠そうかと動揺していた。
ある日、高校時代の先輩・辻が突然帰郷、会いたいと言うので会うと、「よりを戻さないか」と持ちかけられる。
辻の登場で焦りを感じた鴻島は、ついに「もう隠せないとこまで来ちゃったから」と、石田に告白し、付き合い始める二人。
鴻島の告白が嬉しくて夢みたいでとても幸せな反面、不安も感じてしまう石田だが・・・。
石田は、子供のときに両親を交通事故で亡くし、代わりに祖父母に育てられる。月日が経って祖父母も逝き、たった一人の妹は国際結婚してフランス在住。
広い一軒家にたった一人で暮らし、波風立たない平和で淡々とした日々の繰り返しを愛する男。
誰にでも同じように優しくて、だから男女問わずモテるけど長続きしない。
一方、鴻島は素直で明るくて行動的で、誰とでもすぐ仲良くなっちゃう人気者。言ってしまえば、太陽のような男。
結構冒頭から、鴻島は石田にメロメロなのは読んでるこっちには伝わるんですよ。
メールの文頭に「愛する石田さん」「大好きな石田さんへ」とか書いてくるし、帰国後、「家族以外で一番最初に会いたかった!」と門のところで抱きしめちゃうし、起き抜けの石田に向かって「可愛い」とか、映画に誘って断られた時のしょんぼり加減とか、完全に大型ワンコ。
それを一生懸命「そんな事ありえない」「勘違いだ」と、必死でスルーしてる石田がもどかしくってもどかしくって!
まあ、そりゃ子供の頃から家族が死んだりなんやかんやで、「幸せな事はいつか終わる」っていう諦念があるからしょうがないと言えばしょうがないわけで。
ある意味で究極なリアリスト。
そんな二人が、ちょっとずつちょっとずつ距離縮めていく姿が凄く心にじんわり来るんですよねー。はわー。キュンキュン☆
エロシーンも、普段とのギャップと言うか、石田さんかなり積極的でビックリしました。
鴻島くんは、ゆっくりゆっくり、だんだん深いところに行こうとしてるんだけど、石田さんは高校時代に既に辻先輩と言う男のコイビトいたからソコソコ経験があるから鴻島くんがじれったい・・・みたいな!!萌え!
色々誤解があって鴻島を諦めようとしてる石田に向かって電話で妹が大説教かますシーンがあるんですが、ココ、泣けた。
「よく話し合わないで恋を諦めるような、そんなのあたしのお兄ちゃんじゃない」
「好きな人に好きになってもらったんだから、お兄ちゃんには愛される責任があるの」
「あたしはもう子供が一番になっちゃったけど、世界で二番目に愛してるのはお兄ちゃんよ。だから幸せになって」
要約すると上記のようなことを、身内だからこその遠慮のなさと愛情で発するセリフにほろっと来た。早くに家族を亡くしているからこそ、離れて暮らしているからこその、愛情。
両親が亡くなってから泣いてばかりの妹を抱っこして寝たとか、そういう子供の頃のエピソードがあるからか、余計にじ~んとしちゃったなぁ。
BLという、ファンタジー世界なんだけど、そこにじわっと滲む家族愛と言うか・・・。
作中のエピソードで、家族から受け取るべき愛情を上手く受け取れない受験生の女の子との対比も、もしかしたら有ったのかな。
BL作品なのに、ふたを開けたら妹が一番好きなキャラになってた・・・(笑)
全体通して凄くゆったりした雰囲気の作品なので、秋の夜長の読書とかに如何でしょうか?
オススメです!マヂで!
恒例妄想キャスティング!
石田はもうこれ武内さん鉄板キャラでしょう!アタシ武内さん以外思い浮かばなかったし、完全に武内さんで変換して読んでた(笑)武内さん以外なら、立花慎之介くんとか?
鴻島は、ワンコなところと、エッチのときに抑えて抑えて結局最後はがっつきまくってしまうという熱量の多いトコから、羽多野くんが良いかな~とも思うんだが、二十歳という年齢を考えると、中村悠一くんの甘めのラインで言ってもらってもいいかなぁ~とか思ってしまう。
辻先輩は小西克幸さんを熱望します!
妹の菜桜は、芝居のめちゃ上手い人が良い!芝居だけで言うなら川上とも子さんが良いけど、イメージはもっと声低い方が良いんだよなぁ。何より彼女今療養中だし、無理だよなぁ・・・。
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年下の彼氏 菱沢九月・著
~あらすじ~
塾講師の石田楓は、バイトで英語を教えている二十歳の大学生・鴻島涼平に片思いをしている。
鴻島が語学留学でカナダに行ってから1年間、メールのやり取りをするうち更に思いは募ってしまっていた。
鴻島が帰国したその日、「家族以外で一番最初に会いたかった」と石田の自宅を訪ね、そのまま宿泊。
石田は帰国してくれて嬉しい反面、この想いをどう隠そうかと動揺していた。
ある日、高校時代の先輩・辻が突然帰郷、会いたいと言うので会うと、「よりを戻さないか」と持ちかけられる。
辻の登場で焦りを感じた鴻島は、ついに「もう隠せないとこまで来ちゃったから」と、石田に告白し、付き合い始める二人。
鴻島の告白が嬉しくて夢みたいでとても幸せな反面、不安も感じてしまう石田だが・・・。
石田は、子供のときに両親を交通事故で亡くし、代わりに祖父母に育てられる。月日が経って祖父母も逝き、たった一人の妹は国際結婚してフランス在住。
広い一軒家にたった一人で暮らし、波風立たない平和で淡々とした日々の繰り返しを愛する男。
誰にでも同じように優しくて、だから男女問わずモテるけど長続きしない。
一方、鴻島は素直で明るくて行動的で、誰とでもすぐ仲良くなっちゃう人気者。言ってしまえば、太陽のような男。
結構冒頭から、鴻島は石田にメロメロなのは読んでるこっちには伝わるんですよ。
メールの文頭に「愛する石田さん」「大好きな石田さんへ」とか書いてくるし、帰国後、「家族以外で一番最初に会いたかった!」と門のところで抱きしめちゃうし、起き抜けの石田に向かって「可愛い」とか、映画に誘って断られた時のしょんぼり加減とか、完全に大型ワンコ。
それを一生懸命「そんな事ありえない」「勘違いだ」と、必死でスルーしてる石田がもどかしくってもどかしくって!
まあ、そりゃ子供の頃から家族が死んだりなんやかんやで、「幸せな事はいつか終わる」っていう諦念があるからしょうがないと言えばしょうがないわけで。
ある意味で究極なリアリスト。
そんな二人が、ちょっとずつちょっとずつ距離縮めていく姿が凄く心にじんわり来るんですよねー。はわー。キュンキュン☆
エロシーンも、普段とのギャップと言うか、石田さんかなり積極的でビックリしました。
鴻島くんは、ゆっくりゆっくり、だんだん深いところに行こうとしてるんだけど、石田さんは高校時代に既に辻先輩と言う男のコイビトいたからソコソコ経験があるから鴻島くんがじれったい・・・みたいな!!萌え!
色々誤解があって鴻島を諦めようとしてる石田に向かって電話で妹が大説教かますシーンがあるんですが、ココ、泣けた。
「よく話し合わないで恋を諦めるような、そんなのあたしのお兄ちゃんじゃない」
「好きな人に好きになってもらったんだから、お兄ちゃんには愛される責任があるの」
「あたしはもう子供が一番になっちゃったけど、世界で二番目に愛してるのはお兄ちゃんよ。だから幸せになって」
要約すると上記のようなことを、身内だからこその遠慮のなさと愛情で発するセリフにほろっと来た。早くに家族を亡くしているからこそ、離れて暮らしているからこその、愛情。
両親が亡くなってから泣いてばかりの妹を抱っこして寝たとか、そういう子供の頃のエピソードがあるからか、余計にじ~んとしちゃったなぁ。
BLという、ファンタジー世界なんだけど、そこにじわっと滲む家族愛と言うか・・・。
作中のエピソードで、家族から受け取るべき愛情を上手く受け取れない受験生の女の子との対比も、もしかしたら有ったのかな。
BL作品なのに、ふたを開けたら妹が一番好きなキャラになってた・・・(笑)
全体通して凄くゆったりした雰囲気の作品なので、秋の夜長の読書とかに如何でしょうか?
オススメです!マヂで!
恒例妄想キャスティング!
石田はもうこれ武内さん鉄板キャラでしょう!アタシ武内さん以外思い浮かばなかったし、完全に武内さんで変換して読んでた(笑)武内さん以外なら、立花慎之介くんとか?
鴻島は、ワンコなところと、エッチのときに抑えて抑えて結局最後はがっつきまくってしまうという熱量の多いトコから、羽多野くんが良いかな~とも思うんだが、二十歳という年齢を考えると、中村悠一くんの甘めのラインで言ってもらってもいいかなぁ~とか思ってしまう。
辻先輩は小西克幸さんを熱望します!
妹の菜桜は、芝居のめちゃ上手い人が良い!芝居だけで言うなら川上とも子さんが良いけど、イメージはもっと声低い方が良いんだよなぁ。何より彼女今療養中だし、無理だよなぁ・・・。
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