*2010.02.22 (Mon)... ホントにつかれたー。

長いのでたたみます。
件の、母が婚活男と会う日の話です。


ま、そんな事より、昨日は劇場版遊戯王公開最終日なので、とりあえず見てきました。
５回目だったんで、一番後ろの席の真ん中で見たんですが、音響的には真ん中の辺りの席が一番臨場感あっていいんですけど、３Ｄだけに絞って言うと、後ろの席のほうが立体感が良く分かるなあと思いました。

ＤＶＤ出たら買おうかな。
多分何かカードついてくると思うし。
映像特典も色々つくかな。つかないかな。どうかな。

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百貨店Ｓ店にて合流。
ルックスは、教育次第で何とか出来るだろう素材。

私「あ、どうもはじめまして。とりあえず、今日何かプランがあったりしますか？」
男「いえ、何も考えていません」
私「やっぱり。どうせお母さんにせっつかれてアタシに電話したんでしょう？」
男「はい・・・」
（予想通り、母親にせっつかれて仕方なく電話してたーーー！！！！）

男「あの、母がご迷惑おかけしてすみません。一体どこでどんな風に声を？」
私「着付け教室の新年会で、色んな若いお嬢さんに声かけてらしたようですよ。まあ、アタシもちょっと酔ってたし」
男「母、どんな感じでしたか？」
私「申し訳ないけど顔も覚えてない」
（その後も、時々母親の話を振ってみたが、そのたびに物凄い笑顔だった）

聞くところによると、彼は広大の院生で、この３月卒業の新卒生。
この４月から関東に就職が決まってて、それで広島に彼女でも居ればこっちに帰ってくるだろうという目論見もあって、母親が婚活しているらしい。

２８歳、新卒、現在収入ゼロ。

そのスペックの息子に、親がどう頑張っても実を結ばないよ。
２月末に出来上がったカップルが４月には離れ離れって、どんな絆を結んだら上手くいくんだ。普通に考えて無理だろ。
親ってどこまでも愚かなもんなのかな。

ノープランでとりあえず来たらしいので、もうこれはアタシの用事に付き合わせようと判断。
iPhoneのタッチパネルのカバーとオレンジ色のケースを購入。そのまま「ＰＣを見てみますか？」と提案して上階へ。
まるで絵画でも見るように、ホントにＰＣを見るだけ。触ってみたりいじってみたりもしない。

時間がたっぷりある現役学生なので、ちょっとゲームの話を振ってみる。
彼のゲーム歴はプレイステーションで止まっている様子。ＰＳ２自体持ってないとか。
ＰＳＰ Goを知らなかった。

ちょうどお昼時。お腹も空いてきたので昼食の話題。

私「何食べたいですか？」
男「何でもいいです」
私「（しまった聞き方を間違えた）・・・えーと、さっぱり系とか、こってり系とか希望はありますか？」
男「何でもいいです」
私「えーっと、和、洋、中どれがいいですか？」
男「何でもいいです・・・・あ、強いて言うなら洋かな」
私「じゃあ、本通から並木に向けて歩いてみましょうか。好みの洋食屋さんでご飯にしましょう」

そして本通に入るが、何故かアタシが先頭切って歩き、アタシの３歩後ろを男が歩いてくる・・・。前を歩けとは言わんが、せめて並べ。
途中でファンケルに寄り道。無くなりかけてる乳液購入。その間、彼は店外でつっ立ってるだけ。
私「寒いから中に入ってれば良かったのに」
男「いえ、別に寒くないです」
ああそうですかーかってにしろー。

本通りを抜け、並木通りを抜け、それっぽい洋食屋をいくつか目にするも、どうも気乗りしない様子。
私「このまままっすぐ行くと、つけめんのばくだん屋本店に出ますよ？戻ります？｣
男「あ、じゃつけめんで」

洋食が良いと言ったのはお前だろうが！！！！！


ばくだん屋でつけめんの後、趣味の話を振ってみる。

男「造形とか・・・組み立てたり・・・。ロボットとか」
私「ガンプラとかですか？」
男「いいえ・・・んーと・・・」
私「（そういや理工系の博士号まで取ったと言ってたな）・・・ロボコン的な方面ですか？」
男「そうです、そっち系です」
私「趣味が高じてって奴かー。就職先もそんな感じなんですよね？」
男「はい」
私「じゃー、学校、仕事とは切り離した趣味ってありますか？」
男「ニコニコ動画です」
私「あー・・・みっくみく的な？ボカロとかですか？」
男「いえ、ミクミクダンスです。お分かりですか？」
私「悪いけどアタシ、お前がドン引きするほどヲタクやぞ」
男「そうなんですかー。何方面にディープなんですか？」
私「（お、初めてアタシに質問してきたな）特撮ですかねー」
男「特撮！？へぇー。オレ全然知らない。電何とかは聞いたことありますけど」
私「（電王か）あー、朝早い番組ですからねー。知らない人のが普通ですよ」

サンモールの４階のおもちゃ屋さんでどんな反応するか見てみようと思い立ち、連れて行ってみる。
どっちかと言うとプラモデルより、ドルフィーの方に興味を示していた。
造形師の真似事とかしてるらしい。

工具とか見た方が楽しいのかなと思ったんで、ハンズへ移動。
接着剤とか穴あけ機とかに夢中。

ばくだん屋出てからずっと歩きっぱなしで疲れたのでお茶に誘う。

私「学生寮出て、関東で一人暮らしが始まるわけじゃないですか。あったら便利だなーとか思うものってありました？」
男「穴あけ機」
私「・・・！？」
男「色んな穴が空けられるじゃないですか」
私「・・・ぞ、造形やるなら便利でしょうね」
男「小さい夢ですけど、３０歳までに１冊で良いから同人誌出して自分で売ってみたいんですよね」
私「就職したら、学生の頃に比べると、自分の自由になるお金が桁違いに増えますからね。色々チャレンジしたら良いですよ。関東ならイベントも沢山あるでしょうし」
男「同人誌とかって出したことあります？」
私「あー、ココ２～３年マトモに絵を描いてないですね」
男「漫画を描くコツってありますか？」
私「（わーなんか変なトコで食いつかれた）今からはじめるなら、コミックスタジオとか買って、デジタルコミックにしたら良いと思いますよ。材料費は実質ソフト代とペンタブと電気代だけですから。色々道具揃えなくて良いですし」
男「ホームページとかないんですか？」
私「昔はありましたけど、今は稼動してないです」
男「そうなんですかー」

最初から３時までって言ってあったので、ココでお開き。
もう、これ以上何を喋れと。

色々会話が実際とは前後しているが、まあそんなトコだ。

特に害はなさそうだが、物凄い気を遣ってしまって超疲れた。帰りに、２０日に発売された遊戯王のパック買って癒されてみた。
何となくだけど、初心者はスターターデッキをいくつか買ってみた方がパックを買うより良いのかもしれない。最近やっとそれに気付いた。

凄い歩いた所為か、夜はすごい早く寝た。朝も７時半まで目がさめなかった。








が、次に彼に会うのは来世だろう。


関東で生きろよ。