*2011.07.07 (Thu)... ナナとカオル・Black Label

★ナナとカオル・Black Label★


甘詰留太　著

～あらすじ～
高３の夏休みに、カオルは敬愛するSM作家・更科先生の手伝いとして。ナナは更科のパートナーである橘に苦手科目の講義のため、田舎にやって来ていた。
SMを「息抜き」としている二人の前で、本物のSMが繰り広げられるのであるが！？

ナナカオ本編よりちょっとだけ未来のお話。
SMとは信頼関係であり、「愛してる」など「知っている」からこそ、その先のなんかもう、ドロドロした醜い部分まですすりあう、何か濃かったです。
プレイとか絵的なものとか、そりゃ普通にエロいんですが、そういうエロさよりも違う部分で濃かった。
「唯一無二」であることって言うのかな？

よくナナカオは予告に「エロいよ・・・」っていうアオリが入るんですが、アタシはナナカオにエロさよりは、ナナがカオルに無意識に依存してて、それをカオルはよく分からないまま受け入れてくれてるっていう、もうちょっと精神的な部分でのつながりにキュンキュンしてしまうんです。

まだ１日目の夜が終わっただけなんで、更なる濃い夜があるんでしょうね。
しかしこの段階になってもこれといった自覚が足りないのは、二人ともドニブなんでしょうかね。

可愛いけど。