忍者ブログ

空想科学世界

猫・特撮・感想・料理。長年ヲタクと腐女子を患っています。
*2024.05.03 (Fri)... [PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

*2011.08.03 (Wed)... 恋に堕ちた翻訳家
★恋に堕ちた翻訳家★



秀香穂里 著

~あらすじ~
国内トップモデルの永井は、行きつけの喫茶店に入った瞬間、店の奥で本を読む男性に目を奪われる。思わず声をかける永井。
男は高田といい、職業は翻訳家で近所に住んでいるという。
7つも年上で、これまでの恋愛のセオリーが全く通じず、色々アプローチしてもするりとかわされてしまうためますますのめりこむ永井。
ついに高田は根負けし、自身の過去の恋愛を話し始める。
12年前、高田は恋人と心中し、自分は死に損なったのだと。


心中した昔の恋人を12年想い続けることに、高田は疲れてたんじゃないかな。
じゃなきゃ真逆の性質を持つ永井に惹かれて行くわけない。

高田の昔の恋人とは幼馴染で、繊細すぎるがゆえに、大人になっていく自分を受け入れる事が出来ず、恋人との距離は限りなくゼロ、むしろシンクロ率400%を越えたいと思っていて、
「自分と恋人」ではなく、「自分=恋人」になるのが理想だった人物。

「好きだ」と言葉にしなくても通じている(恋人=自分)のが彼の理想だったのに、心中する瞬間「好きだ」と言葉にして気持ちを伝え、二人は別の人間同士であると彼の理想を真っ向から否定した形になってしまった。
彼は絶望し、高田の2倍の薬を飲んだ。

高田はそう解釈してたけど、元恋人はそうじゃなかったかもしれない。

そんな感じで恋に臆病すぎる翻訳家を、何とか自分のものにしたいと手を変え品を変え頑張る永井が健気ですらあった。

永井の海外進出の話が持ち上がったことで二人の関係が決定的にきちんとした「恋愛」になるんだが、恋人になったあとの高田が甘いの何の。

アタシ勝手に永井のが攻めだと思ってたけど、ふたを開けたら高田のが攻めで超意外だった。
しかも精神的つながりを重視する所為か、えっちがねちっこくて何かドロドロしてた。
デフォでヤンデレみたいな。

ラストがすごくあっさり目だったけど、十分キュンキュンしました。
あと、本編にチョコチョコ過去作を示唆する人物とかブランドとかお店とか出てきたから、ちょっとニヤリとしたwww

妄想キャスティング!

高田は鳥海さんがいい。好意をぶつけられてもするりするりと交わして、覚悟決めたら若干ヤンデレって、鳥海さんしか思い浮かばんwww
永井は、低音受けがいい。低音の近藤さんか、羽多野くんかなあ。
高音の人は高田の元恋人でいいんじゃね?ってくらい、低音祭りになったらいいなと思った。
思うだけならタダだ!

拍手

PR
*Comment...
お名前
タイトル
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
 
*Trackback...
この記事にトラックバックする:
<< New   Home   Old >>
Twitter
ブログ内検索
★番組・作品名を略す。役者名をニックネーム・隠語で書くなど、茶飯事です。すいません。
Pixiv
Pixivはじめました!ヒカ碁に限らず色々描いていく予定!過去作品のサルベージもココでしようかな…。
ぺたぺた
blogram投票ボタン

にほんブログ村 猫ブログへにほんブログ村 テレビブログ 特撮ヒーローへ
にほんブログ村 小説ブログ BL小説へにほんブログ村 猫ブログ 猫 多頭飼いへ












バーコード
Blog Design by YMRc
Powered by NINJA TOOLS:[忍者ブログ][[PR]
]