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空想科学世界

猫・特撮・感想・料理。長年ヲタクと腐女子を患っています。
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*2009.10.29 (Thu)... 僕の好きな漫画家
★僕の好きな漫画家★


僕の好きな漫画家 佐々木禎子 著

~あらすじ~
仲手川瞬は、売れてなくは無いけど大ヒット作も無い中堅どころの少年漫画家。
27歳になった今も、9歳年下の澄夫に食事に漫画のアシスタントにと、世話を焼いてもらっている。
ある時は子猫を拾って澄夫に押し付ける形で猫を飼わせたり、ある時は締め切りギリギリでアシスタントを泣きついてみたりと、ご主人様と下僕のような関係。
漫画以外の部分では、際限なく瞬を甘やかす澄夫に完全に依存していると瞬は気付かないまま、日々は淡々と過ぎていくかと思われた。
だが、澄夫の友人から「澄夫にはずっと片思いしてる相手がいるらしい」と聞かされて動揺する。
それとなく澄夫に聞いてみると話をはぐらかされた上、「大学のレポートで色々忙しいからしばらく来ないで」とやんわり会う事を避けられ、オマケに月刊連載誌の休刊が決まり、スランプに陥った瞬は!?



んーと、面白かったんですが、焦れったくてたまらん。
コクっても無いのにあんなベタベタくっついてて恋愛感情に気付かないとか、アホなのか瞬。

「好き」「愛してる」
って冗談のように、会話のついでにポンと口に上らせる瞬は本当に罪作りだなぁと、澄夫に同情。
18でよう耐えたわ。

まぁ、瞬にとっては一緒にいるのが自然な相手なんだけど、澄夫にとっては自分から離れたらどうしようって結構必死だったんじゃないかなぁ。

澄夫が中学の頃に瞬が家庭教師をしてからずっと続いてる縁で、澄夫がめきめき学力アップしたから、澄夫の両親も瞬を信頼してるらしいという描写とか、アシ技術の上達とか、料理の腕前とか、瞬が絡むと何でも器用にこなす辺りで、澄夫のベタボレ&必死さがうかがえて何だか泣ける。

よくあるパターンだと、こういう尽くしまくって受けを甘やかすタイプの攻めは、実は裏で凄い腹黒いこと考えてるってのがセオリーなんですが、澄夫は白かった。
真っ白な攻めだった。

ただ純粋に瞬が好きで、必死だっただけというのが逆に新鮮だった。

澄夫がんばれ。

久々に攻めに感情移入した小説でした。

恒例妄想キャスティング。
瞬は27歳だが少年漫画化だからか、凄く若く見える設定で、キレキャラが芸風らしいのでなぁ…。鈴木達央くんとか、神谷浩史さんとかの、キレキャラ演技がしっくり来るのかなぁ。個人的にはたっつんがイメージに近いかな。
澄夫は、包容力攻めと見せかけて必死なワンコ攻めなんで、ワンコ攻めといえば羽多野君なんだろうけど、澄夫のイメージじゃないんだよな。
う~ん、中村悠一くんのが、まだイメージかな。

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