空想科学世界
猫・特撮・感想・料理。長年ヲタクと腐女子を患っています。
*2025.02.02 (Sun)... [PR]
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*2011.03.09 (Wed)... きみがいるなら世界の果てでも
★きみがいるなら世界の果てでも★
榎田 尤利著
~あらすじ~
最近やっと人気が出てきた少女漫画家・豪徳寺薫子(通称ルコちゃん)こと二木了は、幼馴染で恋人である東海林と相変わらずボロアパートの隣室同士で暮らしていた。
東海林は、およそ人間らしい生活を自力で営めない二木の面倒を見ることを悦びとし、二木はそれにどっぷり甘えて、二人だけの蜜月を過ごしていた。
ある日、東海林は仕事の関係で海外への誘いがあった。滅多に無い話で、誰もが飛びつくだろうと考えていたが、二木だけが「東海林がどこかに行くの は嫌だ」と駄々をこねる。東海林は二木の為に仕方ないとその話を蹴るが、その事が原因で二木は周囲から「東海林の足を引っ張るな」と叱られてしまう。
自力で何でもできるようになろうと頑張るが、それが全て裏目に出て東海林に怪我までさせてしまい、落ち込む二木。
そんな時、二木の高校時代の先輩が現れ、二木の面倒は自分が見てあげると宣言されて・・・!?
きみがいなけりゃ息も出来ないの続編そして完結。
「東海林がいないと生きていけない」と公言してはばからない二木に、東海林の方こそ甘えていた話。
だって、全部「二木がそう言ったから」「二木がそうして欲しいから」って二木のせいにしてればよかったし、自尊心も保たれたし。
そういう、依存性のある関係じゃなくなったのが、今回の話の骨子かと。
しかし、二木にさよならされてからの東海林の腑抜けたダメダメっぷりはちょっと萌えたわwww
ルコちゃんは、自分のワガママのせいで東海林の迷惑になりたくないと頑張って、それが全部裏目に出て怪我までさせて、東海林の家族にまで疎まれて踏んだり蹴ったり。
東海林がそばにいないから締め切り迫っても漫画まで描けなくなって。
自分の面倒見てくれるって言う先輩にくっついて行ったけど、東海林みたいに手作りのホットケーキも焼いてくれるじゃ無し、お風呂にも入れてくれな いし、せめて夜くらいはと頑張っても、結局相手が東海林じゃないから触られるだけで吐き気するほど気持ち悪くなって結局失神するとかマジダメ人間。
でも、自分にとって一番大事なものが何かをきちんと分かる事が出来た。
ラスト、二人で一緒に海外に行くんだけど、そこで二木の書いた持っていくものリストも泣かせる。
まさにハッピーエンドでした。
(CD化もしています)
二木=福山潤さん
東海林=小西克幸さん
茜さんの声が川上とも子さんからキャスト変更になったのは残念。
でもしょうがないよね。
療養中でらしたんだし。
榎田 尤利著
~あらすじ~
最近やっと人気が出てきた少女漫画家・豪徳寺薫子(通称ルコちゃん)こと二木了は、幼馴染で恋人である東海林と相変わらずボロアパートの隣室同士で暮らしていた。
東海林は、およそ人間らしい生活を自力で営めない二木の面倒を見ることを悦びとし、二木はそれにどっぷり甘えて、二人だけの蜜月を過ごしていた。
ある日、東海林は仕事の関係で海外への誘いがあった。滅多に無い話で、誰もが飛びつくだろうと考えていたが、二木だけが「東海林がどこかに行くの は嫌だ」と駄々をこねる。東海林は二木の為に仕方ないとその話を蹴るが、その事が原因で二木は周囲から「東海林の足を引っ張るな」と叱られてしまう。
自力で何でもできるようになろうと頑張るが、それが全て裏目に出て東海林に怪我までさせてしまい、落ち込む二木。
そんな時、二木の高校時代の先輩が現れ、二木の面倒は自分が見てあげると宣言されて・・・!?
きみがいなけりゃ息も出来ないの続編そして完結。
「東海林がいないと生きていけない」と公言してはばからない二木に、東海林の方こそ甘えていた話。
だって、全部「二木がそう言ったから」「二木がそうして欲しいから」って二木のせいにしてればよかったし、自尊心も保たれたし。
そういう、依存性のある関係じゃなくなったのが、今回の話の骨子かと。
しかし、二木にさよならされてからの東海林の腑抜けたダメダメっぷりはちょっと萌えたわwww
ルコちゃんは、自分のワガママのせいで東海林の迷惑になりたくないと頑張って、それが全部裏目に出て怪我までさせて、東海林の家族にまで疎まれて踏んだり蹴ったり。
東海林がそばにいないから締め切り迫っても漫画まで描けなくなって。
自分の面倒見てくれるって言う先輩にくっついて行ったけど、東海林みたいに手作りのホットケーキも焼いてくれるじゃ無し、お風呂にも入れてくれな いし、せめて夜くらいはと頑張っても、結局相手が東海林じゃないから触られるだけで吐き気するほど気持ち悪くなって結局失神するとかマジダメ人間。
でも、自分にとって一番大事なものが何かをきちんと分かる事が出来た。
ラスト、二人で一緒に海外に行くんだけど、そこで二木の書いた持っていくものリストも泣かせる。
まさにハッピーエンドでした。
(CD化もしています)
二木=福山潤さん
東海林=小西克幸さん
茜さんの声が川上とも子さんからキャスト変更になったのは残念。
でもしょうがないよね。
療養中でらしたんだし。
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*2011.03.04 (Fri)... 花片雪
★花片雪★
英田サキ 著 山田ユギ 挿絵
~あらすじ~
柊也と恭介が正式に一緒に暮らすようになってしばらく経ったある日。ラーメン屋で柊也はホスト時代の仲間と再会する。同時に柊也の幼馴染とも再会。
幼い頃の体験が元で、幸せは続かないと思っている柊也は、恭介と別れることになっても傷つかないで済むよう、無意識に予防線を張ってしまう。それ故かケンカをしてしまう二人。
ケンカの勢いもあり、恭介に内緒で元ホスト仲間と飲む。
しかし翌朝目覚めると、ホスト仲間は絞殺されており、状況から犯人だと誤解される要素満載な上に前科者なので誰にも信じてもらえないと思い、怖くなって恭介に助けを求めてしまう柊也。
柊也を信じ、真犯人を探そうと恭介は言うが・・・!?
愛想尽かしと同時発売の続編小説です。
感想書くの忘れてたね(^^;)
打って変わってサスペンス。
柊也は、「子供よりも自分の男が大事」っていうろくでもない母親の元に育ち、何度目かの男が暴力を振るう男で、暴力から逃れたくて「何でもするから殴らないで」って言ったら性的ないたずらされて。
そこを目撃してしまった母親は、男ではなく息子の方に怒りの矛先を向けた為、絶望した柊也は家を飛び出して男版美人局風デリヘル的な商売をしていたところ、お店が摘発を受けて実刑を食らったという過去がある。
だからか、女を根っこのところで信用できず、セックスは出来ても愛せなくなった。
根っからのゲイというよりは後天的要素があってのゲイセクシャル。
恭介は、元やくざで、亡くなった自分の妹を溺愛しており、その妹の結婚相手に一時期フラッとしたこともあるけど、出所後は妹の残したたった一人の甥っ子とその父(妹の結婚相手)と、そのパートナー(刑事)を大事にして生きていた。
けど、気がついたら柊也が一番大事になってたアラフォー。
どっちも言葉が足りないって言うか、柊也は人と深く関わるのが怖くて口に出せなくて、恭介は、何でそんなにおびえるのかが分からないという。
恭介は、相当な覚悟で親売って刑務所入って足洗って真っ当に生きるって決めていろんな事に向き合ってて、それは柊也の事に関しても物凄い覚悟だったろうから、恭介はブレない。
自分の一番大事なものは何かを知ってるちゃんとした大人なんだよね。
柊也はこれまでがちゃらんぽらんだし、根っから人を信用してこなかったので、どう信じたら良いのか、どこまで信じていいのかが分からなくて、だから些細な事で恭介につっかかって、キャンキャンにゃーにゃーわめいてる。
多分年輪の差だと思うんだけど、そこが上手く埋められない二人が可愛かった。、何とかハッピーエンドになってよかったね。
真犯人は結構すぐにピンとくる人物ですが、これはBL小説であって推理小説ではないのでOKです。
こんちきしょい!幸せになりやがれ!
英田サキ 著 山田ユギ 挿絵
~あらすじ~
柊也と恭介が正式に一緒に暮らすようになってしばらく経ったある日。ラーメン屋で柊也はホスト時代の仲間と再会する。同時に柊也の幼馴染とも再会。
幼い頃の体験が元で、幸せは続かないと思っている柊也は、恭介と別れることになっても傷つかないで済むよう、無意識に予防線を張ってしまう。それ故かケンカをしてしまう二人。
ケンカの勢いもあり、恭介に内緒で元ホスト仲間と飲む。
しかし翌朝目覚めると、ホスト仲間は絞殺されており、状況から犯人だと誤解される要素満載な上に前科者なので誰にも信じてもらえないと思い、怖くなって恭介に助けを求めてしまう柊也。
柊也を信じ、真犯人を探そうと恭介は言うが・・・!?
愛想尽かしと同時発売の続編小説です。
感想書くの忘れてたね(^^;)
打って変わってサスペンス。
柊也は、「子供よりも自分の男が大事」っていうろくでもない母親の元に育ち、何度目かの男が暴力を振るう男で、暴力から逃れたくて「何でもするから殴らないで」って言ったら性的ないたずらされて。
そこを目撃してしまった母親は、男ではなく息子の方に怒りの矛先を向けた為、絶望した柊也は家を飛び出して男版美人局風デリヘル的な商売をしていたところ、お店が摘発を受けて実刑を食らったという過去がある。
だからか、女を根っこのところで信用できず、セックスは出来ても愛せなくなった。
根っからのゲイというよりは後天的要素があってのゲイセクシャル。
恭介は、元やくざで、亡くなった自分の妹を溺愛しており、その妹の結婚相手に一時期フラッとしたこともあるけど、出所後は妹の残したたった一人の甥っ子とその父(妹の結婚相手)と、そのパートナー(刑事)を大事にして生きていた。
けど、気がついたら柊也が一番大事になってたアラフォー。
どっちも言葉が足りないって言うか、柊也は人と深く関わるのが怖くて口に出せなくて、恭介は、何でそんなにおびえるのかが分からないという。
恭介は、相当な覚悟で親売って刑務所入って足洗って真っ当に生きるって決めていろんな事に向き合ってて、それは柊也の事に関しても物凄い覚悟だったろうから、恭介はブレない。
自分の一番大事なものは何かを知ってるちゃんとした大人なんだよね。
柊也はこれまでがちゃらんぽらんだし、根っから人を信用してこなかったので、どう信じたら良いのか、どこまで信じていいのかが分からなくて、だから些細な事で恭介につっかかって、キャンキャンにゃーにゃーわめいてる。
多分年輪の差だと思うんだけど、そこが上手く埋められない二人が可愛かった。、何とかハッピーエンドになってよかったね。
真犯人は結構すぐにピンとくる人物ですが、これはBL小説であって推理小説ではないのでOKです。
こんちきしょい!幸せになりやがれ!
*2011.03.01 (Tue)... 恋のつづき
★恋のつづき★
砂原糖子 著
~あらすじ~
生まれついてのゲイで、恋愛経験の全く無かった多和田は、ひょんな事から出会った脚本家の新山と紆余曲折を経て恋人同士に。新山の意地悪な性格に振り回されながらも、順調に愛をはぐくんでいた。
多和田のマンション周辺で、昼はビル建設夜は道路工事が始まり、騒音がひどくて眠れないと言うと、新山は思いつきで「ウチで暮らしなよ」と誘う。
1ヶ月という期限付きではあるが、二人で一緒に暮らすのが嬉しくて恥ずかしくてたまらない二人。
ところが、新山の隣の部屋に住む医者の野津もまたゲイであることが分かり、オマケに多和田の仕事のクライアントにもなった事で、二人の間がギクシャクし始めて・・・!?
「恋のはなし」という小説の続編となります。
詳しくはこちら →★
軽く「ウチにおいでよ」と言われて、複雑な思いの多和田は、完全に新山の性格と、思考・行動パターンを読めてきてると思いましたwww
最初は「好きになってもいいんだ」と思って、多和田の方が先に堕ちたけど、付き合えば付き合うほど新山の方が多和田に堕ちてってるよな。
なんせ新山、多和田が好きすぎて気になりすぎて、1ヶ月とはいえ一緒に暮らせるし、何ならこのままずるずると同棲しようとか考えて浮かれて舞い上がってたら脚本がおろそかになって視聴率落ちるとかザマアwwww
前作同様視点が交互に変わっていくお話ですが、新山視点になったときの、新山の浮かれっぷりとか多和田にメロメロなトコとかが可愛い~。
でも、可愛いけど意地悪でひねくれてるから、コノヤロウ!!!って思っちゃう。
多和田の方が新山より早く、恋から本当の意味での愛に変わったのかなあと思います。
新山は多和田にのめりこみすぎて、恋も愛もごっちゃになって、ただただ、多和田に向かう「好きだ」と言う気持ちを持て余してしるような印象を受けました。
当て馬的に野津が現れもしましたが、野津に対して多和田はキッパリ一線を引いてたし、それを誤解して嫉妬して恐怖したのは新山だけで。
後々新山も反省して、地に足つけて視聴率も盛り返すような脚本に仕上げたし、多和田との絆も強くなって良かったねって感じでしたな。
今後は二人で暮らすようですが、いつまでもお幸せに~って感じの素敵なラストシーンだったと思います。
「パンならバターまで塗ってあげるよ」とか、どうでもいい事をペラペラ喋ってるのに、照れすぎて目は合わせられないとか、新山可愛いな!(笑)
前作はCD化もしてるし、実際聞いたので脳内ではすっかり三木×武内声に変換して読みましたwww
砂原糖子 著
~あらすじ~
生まれついてのゲイで、恋愛経験の全く無かった多和田は、ひょんな事から出会った脚本家の新山と紆余曲折を経て恋人同士に。新山の意地悪な性格に振り回されながらも、順調に愛をはぐくんでいた。
多和田のマンション周辺で、昼はビル建設夜は道路工事が始まり、騒音がひどくて眠れないと言うと、新山は思いつきで「ウチで暮らしなよ」と誘う。
1ヶ月という期限付きではあるが、二人で一緒に暮らすのが嬉しくて恥ずかしくてたまらない二人。
ところが、新山の隣の部屋に住む医者の野津もまたゲイであることが分かり、オマケに多和田の仕事のクライアントにもなった事で、二人の間がギクシャクし始めて・・・!?
「恋のはなし」という小説の続編となります。
詳しくはこちら →★
軽く「ウチにおいでよ」と言われて、複雑な思いの多和田は、完全に新山の性格と、思考・行動パターンを読めてきてると思いましたwww
最初は「好きになってもいいんだ」と思って、多和田の方が先に堕ちたけど、付き合えば付き合うほど新山の方が多和田に堕ちてってるよな。
なんせ新山、多和田が好きすぎて気になりすぎて、1ヶ月とはいえ一緒に暮らせるし、何ならこのままずるずると同棲しようとか考えて浮かれて舞い上がってたら脚本がおろそかになって視聴率落ちるとかザマアwwww
前作同様視点が交互に変わっていくお話ですが、新山視点になったときの、新山の浮かれっぷりとか多和田にメロメロなトコとかが可愛い~。
でも、可愛いけど意地悪でひねくれてるから、コノヤロウ!!!って思っちゃう。
多和田の方が新山より早く、恋から本当の意味での愛に変わったのかなあと思います。
新山は多和田にのめりこみすぎて、恋も愛もごっちゃになって、ただただ、多和田に向かう「好きだ」と言う気持ちを持て余してしるような印象を受けました。
当て馬的に野津が現れもしましたが、野津に対して多和田はキッパリ一線を引いてたし、それを誤解して嫉妬して恐怖したのは新山だけで。
後々新山も反省して、地に足つけて視聴率も盛り返すような脚本に仕上げたし、多和田との絆も強くなって良かったねって感じでしたな。
今後は二人で暮らすようですが、いつまでもお幸せに~って感じの素敵なラストシーンだったと思います。
「パンならバターまで塗ってあげるよ」とか、どうでもいい事をペラペラ喋ってるのに、照れすぎて目は合わせられないとか、新山可愛いな!(笑)
前作はCD化もしてるし、実際聞いたので脳内ではすっかり三木×武内声に変換して読みましたwww
*2011.01.27 (Thu)... 愛想尽かし
★愛想尽かし★
原作・英田サキ 漫画・山田ユギ
~あらすじ~
椹木恭介は、元やくざ。刑務所を経て、今はスナックを経営している。
ある日、かつて刑務所で助けたことのある青年・春日柊也と再会する。彼は出所後、枕営業もするホストとなっていた。
家庭環境のせいで他人を心から信じられない柊也は、恭介ともあっさり体の関係を結んでしまおうとするが、「お前が本当に欲しいものは体じゃないだろ」と拒まれてしまう。
恭介の元に居候しながらマトモな働き口を見つけ、恭介の言った「自分の本当に欲しいもの」は何なのかを考える柊也。
柊也が答えを見つけられそうになってきたある夜、刑務所で柊也を性奴隷のようにしていた男と再会。大人しくついてこないと恭介に危害を加えるといわれ・・・!?
猫・・・!
柊也が拾ってきた子猫の描写が・・・!
山田ユギさんの、時々雑になる背景のタッチとかが笑いのツボなんですが、今回は猫でした。
子猫が仰向けでお腹出して寝る1コマがあるんですが、その猫の雑な感じがツボでツボで。
「するする!子猫こんなポーズする!」ってひとしきり爆笑。
さておき。
愛想尽かしって言葉自体に意味があって、歌舞伎や浄瑠璃で、相手の幸せを想って身を引く遊女などが、本当は恋しい旦那に向かって「アンタには愛想が尽きたよ!」と、わざと辛辣な言葉を投げつけて別れるシーンの事を言うんだそうです。
物語佳境の、恭介の幸せと平穏を願うあまり、自分の身がどうなってもいいと、恭介に背を向ける柊也の姿がまさにそれ。
心にも無い事言って、相手の幸せを願って身を引くのは美しいけれど、それで誰も幸せになれないんだよね。
愛の前に、自分を犠牲にしちゃダメなんだなあとぼんやりそんな事を想いました。
テンプレっちゃテンプレなんですが、やっぱくっつくまでのゴタゴタって良いですね!ね!
普通にときめきと萌えがありますな!
面白いのでぜひ!
原作・英田サキ 漫画・山田ユギ
~あらすじ~
椹木恭介は、元やくざ。刑務所を経て、今はスナックを経営している。
ある日、かつて刑務所で助けたことのある青年・春日柊也と再会する。彼は出所後、枕営業もするホストとなっていた。
家庭環境のせいで他人を心から信じられない柊也は、恭介ともあっさり体の関係を結んでしまおうとするが、「お前が本当に欲しいものは体じゃないだろ」と拒まれてしまう。
恭介の元に居候しながらマトモな働き口を見つけ、恭介の言った「自分の本当に欲しいもの」は何なのかを考える柊也。
柊也が答えを見つけられそうになってきたある夜、刑務所で柊也を性奴隷のようにしていた男と再会。大人しくついてこないと恭介に危害を加えるといわれ・・・!?
猫・・・!
柊也が拾ってきた子猫の描写が・・・!
山田ユギさんの、時々雑になる背景のタッチとかが笑いのツボなんですが、今回は猫でした。
子猫が仰向けでお腹出して寝る1コマがあるんですが、その猫の雑な感じがツボでツボで。
「するする!子猫こんなポーズする!」ってひとしきり爆笑。
さておき。
愛想尽かしって言葉自体に意味があって、歌舞伎や浄瑠璃で、相手の幸せを想って身を引く遊女などが、本当は恋しい旦那に向かって「アンタには愛想が尽きたよ!」と、わざと辛辣な言葉を投げつけて別れるシーンの事を言うんだそうです。
物語佳境の、恭介の幸せと平穏を願うあまり、自分の身がどうなってもいいと、恭介に背を向ける柊也の姿がまさにそれ。
心にも無い事言って、相手の幸せを願って身を引くのは美しいけれど、それで誰も幸せになれないんだよね。
愛の前に、自分を犠牲にしちゃダメなんだなあとぼんやりそんな事を想いました。
テンプレっちゃテンプレなんですが、やっぱくっつくまでのゴタゴタって良いですね!ね!
普通にときめきと萌えがありますな!
面白いのでぜひ!
*2010.11.12 (Fri)... きみがいなけりゃ息も出来ない
★きみがいなけりゃ息も出来ない★
~あらすじ~
「ルコちゃん」と呼ばれ一部でコアなファンがついている、あんまり売れてない少女漫画家・豪徳寺薫子。実は二木了という、生活能力、社会適応力が皆無なダメダメ男。
幼馴染の東海林とは学生時代から安普請のアパートの隣同士である。
一人では食事も掃除も風呂も、人間としての営みがまるで出来ない、幼児と変わらない二木を東海林はずっと面倒を見てきた。
ある時、大手出版社の雑誌の代原の依頼が舞い込む。東海林に励ましてもらいながら〆切ギリギリで入稿。雑誌が発売されるや急激にファンが増えて連載まで持つように。
そこへアシスタントとして入って来た男に対して、妙な負の感情を抱いてしまう東海林。二人の関係が変わろうとしていた。
ルコちゃんホントにダメ人間!!!(笑)
二木の両親は離婚し、母親は仕事で忙しいのにいつまで経っても自分の事が自分で出来ない了を持て余して放置して仕事に没頭。
オマケに二つ年上の親戚の娘・鳩子まで預る事になって、ますます母は苛立ち、時には手を上げることも。
そんな中、東海林と鳩子に懐いた了だったが、ある時鳩子は自殺してしまう。
ショックを受けた了の面倒を見たのも彼の母親ではなく東海林だった。
それ以来、了の描く作品の主人公は、鳩子がモデルの少女ばかり。
東海林は、その頃のどうしようもない感情のやり場を、結局漫画にしてずっと同じテーマとモチーフで描き続けるしか出来ない不器用な了を不憫に思いつつ、その不憫に思って面倒をかいがいしく見ている自分の、感情の奥底にあるものにずっと無意識にフタをし続けている。
そんな時に「先生の仕事のサポートや食事の世話は僕がします」ってアシスタントが現れて、自分がポーンと蚊帳の外に押しやられてショック受けて。
ショック受けてる時点で独占欲とかそういうのがものすごい強かったって事なのに、それを認めたがらないとか、思春期か!!
ルコちゃんはルコちゃんで、自分がちゃんと出来るようになったら東海林は帰ってきてくれると信じて頑張ってるんだけど、元々何やっても駄目なのに急に出来るようになるわけも無く。
アシスタントによるルコちゃん原案の盗作問題もありつつ、まあ元鞘なんですが、鞘に納まるときのルコちゃんの殺し文句
「東海林がいないと息も出来ないんだよ!」
は、ズガーンときたなあ。
これ完全に「駄目人間宣言」なのに、強烈な愛の告白になってるのがすごかった。
ルコちゃんにしか出来ない告白だよ・・・。
ドラマCDにもなっています。
東海林=小西克幸さん
ルコちゃん=福山潤さん
脇キャラで、茜さんという熱烈なルコちゃんファンの女性がいるんですけど、茜さんの声が、療養に入る前の川上とも子さんv
「そんな器用じゃないんだから!」
の東海林とのハモりが聞けただけで満足じゃよ。
とも子さん大好き~~!Webラジオ・うさぎのみみたぶ早く再開しないかな~。
~あらすじ~
「ルコちゃん」と呼ばれ一部でコアなファンがついている、あんまり売れてない少女漫画家・豪徳寺薫子。実は二木了という、生活能力、社会適応力が皆無なダメダメ男。
幼馴染の東海林とは学生時代から安普請のアパートの隣同士である。
一人では食事も掃除も風呂も、人間としての営みがまるで出来ない、幼児と変わらない二木を東海林はずっと面倒を見てきた。
ある時、大手出版社の雑誌の代原の依頼が舞い込む。東海林に励ましてもらいながら〆切ギリギリで入稿。雑誌が発売されるや急激にファンが増えて連載まで持つように。
そこへアシスタントとして入って来た男に対して、妙な負の感情を抱いてしまう東海林。二人の関係が変わろうとしていた。
ルコちゃんホントにダメ人間!!!(笑)
二木の両親は離婚し、母親は仕事で忙しいのにいつまで経っても自分の事が自分で出来ない了を持て余して放置して仕事に没頭。
オマケに二つ年上の親戚の娘・鳩子まで預る事になって、ますます母は苛立ち、時には手を上げることも。
そんな中、東海林と鳩子に懐いた了だったが、ある時鳩子は自殺してしまう。
ショックを受けた了の面倒を見たのも彼の母親ではなく東海林だった。
それ以来、了の描く作品の主人公は、鳩子がモデルの少女ばかり。
東海林は、その頃のどうしようもない感情のやり場を、結局漫画にしてずっと同じテーマとモチーフで描き続けるしか出来ない不器用な了を不憫に思いつつ、その不憫に思って面倒をかいがいしく見ている自分の、感情の奥底にあるものにずっと無意識にフタをし続けている。
そんな時に「先生の仕事のサポートや食事の世話は僕がします」ってアシスタントが現れて、自分がポーンと蚊帳の外に押しやられてショック受けて。
ショック受けてる時点で独占欲とかそういうのがものすごい強かったって事なのに、それを認めたがらないとか、思春期か!!
ルコちゃんはルコちゃんで、自分がちゃんと出来るようになったら東海林は帰ってきてくれると信じて頑張ってるんだけど、元々何やっても駄目なのに急に出来るようになるわけも無く。
アシスタントによるルコちゃん原案の盗作問題もありつつ、まあ元鞘なんですが、鞘に納まるときのルコちゃんの殺し文句
「東海林がいないと息も出来ないんだよ!」
は、ズガーンときたなあ。
これ完全に「駄目人間宣言」なのに、強烈な愛の告白になってるのがすごかった。
ルコちゃんにしか出来ない告白だよ・・・。
ドラマCDにもなっています。
東海林=小西克幸さん
ルコちゃん=福山潤さん
脇キャラで、茜さんという熱烈なルコちゃんファンの女性がいるんですけど、茜さんの声が、療養に入る前の川上とも子さんv
「そんな器用じゃないんだから!」
の東海林とのハモりが聞けただけで満足じゃよ。
とも子さん大好き~~!Webラジオ・うさぎのみみたぶ早く再開しないかな~。
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★番組・作品名を略す。役者名をニックネーム・隠語で書くなど、茶飯事です。すいません。
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Pixivはじめました!ヒカ碁に限らず色々描いていく予定!過去作品のサルベージもココでしようかな…。