空想科学世界
猫・特撮・感想・料理。長年ヲタクと腐女子を患っています。
*2025.02.02 (Sun)... [PR]
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*2009.10.04 (Sun)... 月を抱いた
★月を抱いた★
夜光花 著
~あらすじ~
恋人だった了のもとから逃げ出して四年―――。
直樹は住む所を転々とし、まるで逃亡者のような生活を送っていた。自分が幼い頃に犯してしまった罪を了にだけは知られたくない。ばれて軽蔑され、嫌われるのが怖い。
そんな直樹の思いとは裏腹に残酷な運命は二人を再び引き合わせてしまう。
四年前と少しも変わっていない了の甘く激しい求愛と、決して知られてはいけない罪の意識に、直樹は 次第に追いつめられてゆく…。
妖しく危ういセンシティブラブロマンス。
(楽天より転載)
この作家さんの本で以前読んだのは、「ずっと君が好きだった」という、可愛くて甘めのお話だったのですが、その本のあとがきで「可愛くラブく、誰も死なないお話にしようと心がけた」とか書いてあって、普段どれだけ重い話書いてるんだこの人・・・と思ったのをずーっと引きずってて、「作家の根本的な原点は全てデビュー作に現れる」という言葉に従って、デビュー作を読んだ次第です。
で、読んだ感想。
重い・・・。
受けの抱えている秘密も重いし、攻めの受けに対する想いも重い(駄洒落じゃない!)
了と直樹は幼馴染で、ある時了が告白してきて、直樹がそれを受け入れた。・・・と言う形で関係がスタート。
直樹は、自分の所為で了の姉を死なせてしまったという負い目があって、了の言うことを全て受け入れてきたけど、そんな事知りもしない了の熱烈な愛情を目の当たりにする度に、罪の意識で気が変になりそうで、一緒に暮らしてたアパートを飛び出して逃げた。
で、花屋として働いているときに、配達先のビルで偶然再会して、一時は張り倒されたり、急に居なくなったことを責められたりしたけれど、4年前と全然変わらない、それどころかますます強い了の愛情に足元からぐらぐらする直樹。
オマケに了の妹が直樹と了の仲を快く思ってなくて、そこをつつかれて苦しかったり。
なんやかんやで結局、了の姉を死なせてしまった件の誤解が解けて、二人はラブラブで暮らし始めるラストなんだけど、途中までの、受けの抱える苦しみがもう、重くて重くて・・・。
多分それ思い過ごしだって、正直に話せばその誤解とけるって、と思いつつも、その誤解があるからこその病的なまでの攻めの執着が楽しいと言うか。
誤解が解けた後は結構あっさり目に話が収束していくんですが、それまで苦しかった分、やっと息が出来る開放感がありました。
恒例妄想キャスティング。
了はヤンデレなので、杉田さんが良い(なんだそれ)たっつんでも良い。
直樹は寺島くんか、立花くんがいいなあ。
夜光花 著
~あらすじ~
恋人だった了のもとから逃げ出して四年―――。
直樹は住む所を転々とし、まるで逃亡者のような生活を送っていた。自分が幼い頃に犯してしまった罪を了にだけは知られたくない。ばれて軽蔑され、嫌われるのが怖い。
そんな直樹の思いとは裏腹に残酷な運命は二人を再び引き合わせてしまう。
四年前と少しも変わっていない了の甘く激しい求愛と、決して知られてはいけない罪の意識に、直樹は 次第に追いつめられてゆく…。
妖しく危ういセンシティブラブロマンス。
(楽天より転載)
この作家さんの本で以前読んだのは、「ずっと君が好きだった」という、可愛くて甘めのお話だったのですが、その本のあとがきで「可愛くラブく、誰も死なないお話にしようと心がけた」とか書いてあって、普段どれだけ重い話書いてるんだこの人・・・と思ったのをずーっと引きずってて、「作家の根本的な原点は全てデビュー作に現れる」という言葉に従って、デビュー作を読んだ次第です。
で、読んだ感想。
重い・・・。
受けの抱えている秘密も重いし、攻めの受けに対する想いも重い(駄洒落じゃない!)
了と直樹は幼馴染で、ある時了が告白してきて、直樹がそれを受け入れた。・・・と言う形で関係がスタート。
直樹は、自分の所為で了の姉を死なせてしまったという負い目があって、了の言うことを全て受け入れてきたけど、そんな事知りもしない了の熱烈な愛情を目の当たりにする度に、罪の意識で気が変になりそうで、一緒に暮らしてたアパートを飛び出して逃げた。
で、花屋として働いているときに、配達先のビルで偶然再会して、一時は張り倒されたり、急に居なくなったことを責められたりしたけれど、4年前と全然変わらない、それどころかますます強い了の愛情に足元からぐらぐらする直樹。
オマケに了の妹が直樹と了の仲を快く思ってなくて、そこをつつかれて苦しかったり。
なんやかんやで結局、了の姉を死なせてしまった件の誤解が解けて、二人はラブラブで暮らし始めるラストなんだけど、途中までの、受けの抱える苦しみがもう、重くて重くて・・・。
多分それ思い過ごしだって、正直に話せばその誤解とけるって、と思いつつも、その誤解があるからこその病的なまでの攻めの執着が楽しいと言うか。
誤解が解けた後は結構あっさり目に話が収束していくんですが、それまで苦しかった分、やっと息が出来る開放感がありました。
恒例妄想キャスティング。
了はヤンデレなので、杉田さんが良い(なんだそれ)たっつんでも良い。
直樹は寺島くんか、立花くんがいいなあ。
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